ふと立ち止まり鳥肌が立つほどの不安に駆られる日

何も考えずに歩き続けることはあまりない。気づいたら知らない街についていた、なんてこともない。財布を忘れてきて、お腹が空いているのに食べることができない、そんなこともない。大体、どこに行くか決めて、今どこを歩いているのか把握しながら、喉が乾いたらちょっと立ち寄ったカフェで何かを飲むくらい、考えながら散歩するものだ。
お散歩なんてぷらぷらするもんだ、そういう人がいるかもしれない。そうかもしれない。けれども、散歩も無制限にはできないものだ。安全そうな場所を帰ってくる時間を考えた上でやっぱりでかけるものだ。おおまかな目安でもいい。なんとなく、どれくらいに帰宅するかを考えてふらっとでかける。それでも大体の検討はついてるものだ。

全く、何も考えずに歩き出すことなんてあるのだろうか。気づいたら知らない街で暗くなっていたことなんてあるのだろうか。不安になることなんてあるものなのだろうか。

あまりない。

けれども、不思議なことに、仕事ではそれがある。毎日の日課に追われて、何も考えないまま、目先の仕事だけをこなしてて、ふと見上げると、1日が過ぎている。金曜日が終わるのだけは妙に覚えているのに、いつの間にか1年が過ぎていることにはびっくりしたりする。

そうならないように自分は5カ年計画や10カ年計画を立ててやっている。それでもふと気づくと、1年の最初の一週間が過ぎていたわけで。

ふと不安になる。自分は何も考えずにぷらぷら散歩しているのではないか、知らぬ土地に足を踏み入れていないか、そして気づいたら日暮れて道遠しとなってはいないか。仕事に置き換えてみると、何も考えずぷらぷらと日課をこなしているのではないか、知らぬ間に度を超えた分量に圧倒されてはいないか、そして気づいたら、歳だけを重ねていて、若い頃にしかできなかったことができていないことに気づくのではないか。

自分は毎日毎日、最善を尽くしてやっているつもりだ。けれども、こうやってふと立ち止まった瞬間に、自分のせっかくもらった命と時間を、無為に過ごしてはいないか、と不安になる。自省し、より緊張して生きるための必要な不安とは知りつつも、やっぱりふと立ち止まった時に、鳥肌が立つくらい不安になってしまうのを、自分は止めることができない。

肝っ玉が小さいのは、うむ、性格なんでしょうな。

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ふと立ち止まり鳥肌が立つほどの不安に駆られる日 への2件のコメント

  1. 柴犬バウムクーヘン より:

    参考にさせていただきたく、質問させていただきます。5カ年計画や10カ年はどのようなものなのでしょうか。未来にどのように点を打っているのかに興味があります。(23歳大学院生)

    • chiwoong より:

      ありがとうございます。
      具体的には、家族、社会、学業、その他に分けています。家族は交際相手との関係の発展を、社会は所属している団体や会社においてどのような役職にて何ができているかを考えています。学業は資格や学びたい分野をおおまかに設定して勉強するようにしています。その他は、健康のための運動計画や、語学の勉強などが入っています。その他、という名前が悪いせいか、うまくいかないことが多いですが。苦笑。
      ご参考になれば幸いです。

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