肌が綺麗になった

化粧品の広告みたいだがそうではない。ここ十数日、高熱が続いていたら解熱剤を飲む度に汗をかいて肌が綺麗になった。不純物が出尽くしたからなのだろう。日頃の不摂生が、不健康と肌の汚れとなっていたようだ。運動選手は太陽に当たり過ぎなければスベスベになりそうだ。逆に言えば運動不足の自分は実に汚れているということか。

インフルエンザではなかった。様々な方に迷惑をかけずに済んだことでホッとした一方、少し残念でもあった。立ち止まって考える時間が出来るという愚かな期待もあったからだ。うなされててそれどころではないはずなのだが。

時間は、自分で作るしかない。自分で立ち止まって、意思を持って遠くまで見つめるしかない。先が曇りで見えぬなら、先人や友人の知恵を借りるのもいいだろう。

だが、立ち止まらねば考えることなど出来ないのだ。

忙しさと疲れを理由に、逆に走ることしかしない自分の矛盾に、こうも人は気付かないものなのだ。

もっと先に進むために、強い意志で立ち止まり、そして目を見開いて遠くを見つめよ。より遠くを見つめた者ほど、より遠くに到達出来るのだから。

文字通り高熱にうなされながら、意識が朦朧として二つに別れた時、ちょうど良い機会だと、自分に言い聞かせていた。

もうすぐ年末である。

カテゴリー: ▼蛇足   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>