▲毎日が誕生日!12月7日は歴史家ヨハン・ホイジンガの誕生日!!

1872年の12月7日は、オランダの歴史家、ヨハン・ホイジンガの誕生日。「中世の秋」「ホモ・ルーデンス」の著作で有名ですよね。

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フローニンゲンで生まれて、アムステルダム大学にて私講師、フローニンゲン大学で教授をなさってたんですね。大学の頃、2か月、大学をさぼってフローニンゲンに留学に行った友達の所に泊まらせてもらっていたことがあります。

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幼い頃から数年単位で引っ越しを繰り返していたせいで、生活がいつも長い旅行のような感じがしており、私は旅行があまり好きでなかったです。けれども、ある程度の期間、一定の場所に滞在して、そこの生活を感じるのは好きでした。観光だと忙(せわ)しく歩きまわるわけですが、私はそれよりも、毎日繰り返される生活の中で皆さんが何を買い、何を食べ、何を楽しむのか、そういうことに興味がありました。東京にいても毎日東京タワーに登って楽しむわけではないです。飽きることもある日常の中で、どのような愉しみが待っているのか、それを共有したい、だからやっぱり少し無理してでも長期間、滞在したかったんですね。

ちなみにやや貧乏学生だったにも関わらず行けたのは、旅費をある観光サイトの依頼を受けて、ベネルクス三国を旅する外交官の息子、ということでお金を頂いたからです。今だから話しますが、当時は1っヶ月の間の旅をまとめるということで15万円頂いたのですが、実際には1日で歩きまわった結果の写真と文章を、少しずつ送りました。それでも最初の想定より大分頂いたのでありがたかったです。その時は、星新一氏の本を参考にしてました。オランダのダイヤの話とか、小便小僧の衣装とかの話を参考にさせていただいたのを覚えています。

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そのフローニンゲンで、人びとは麻薬を自由に(違法でなく)吸うことができ、日本、韓国などの煙草やお酒のように日常に溶け込んでいました。禁止されると不思議と特別に見えますが、違法でないと普通の毎日の楽しみにの一つなんですもんね。とはいえ、小心者の自分はついぞ試しませんでしたが。性に対する開放感もまた、唯の日常で、それ以上ではなく、最初はドキドキしていた街に随所で見られるヌード写真とか、レッド・ライト・ストリートもすぐに慣れてしまいました。

人は日常に慣れると、ある程度の余裕が出てくると、新しさを求めます。今までは大変だったのに一度慣れてしまうと、何か別の楽しさを求めてしまう気がします。どのような形でも良い、多くの場合、広い意味で「遊ぶ」ということをすることで新しい楽しさを求める。思えば、ずっとこどものころからそうですよね。「さて、今日は何をして遊ぼうか?」その「遊ぶ」という行為は、生活維持を求める生物学的活動を超越し、生活に「楽しさ」を、何らかの意味を与えてくれるものである気がします。

その遊びがある程度成熟化されて、広まってくると、「文化」という名前をつけられ、時に変容し、途切れたりしながらも、伝承されていく、何らかの形で残っていく。だから「遊戯」という人間の本質は、文化の成熟を生み出すのだ、これがホイジンガが「ホモ・ルーデンス(遊戯の人)」と呼んだ理由ではないかと考えています。

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遊び心をなくしてしまった時、人は老いてしまうのだと思ってしまいます。脳科学も、注意力、興味、探索心などがあるときに出ているシータ波が出ている時に、記憶力が強化されるといいます(池谷裕二氏の本で読みました)。何事も、遊びゴコロを持って、楽しさの中でやると良いんでしょうね。

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